抗酸化物質や免疫力は生活習慣病の予防や、老化対策に必要だと考えられていますが、その働きの違いを理解するには〝人間の居住環境〟に例えるとわかりやすいと言えるでしょう。
空気や、家、道などが細胞や血液、パトロールして悪い者を取り締まる警察官がNK細胞やマクロファージといった免疫細胞です。つまり、汚れた空気、ボロボロの家や道は酸化した細胞と同じであると考えられ、悪いもの(がん細胞やウイルス)がはびこり易い環境です。
環境が悪くてもNK細胞やマクロファージなどが巡回しているのであれば悪者が過度に増えることはありませんが、壊れた家や道路などはなるべく早くに修復する必要があります。この修復作業を行うのが抗酸化物質です。
抗酸化物質の働きとは
細胞の酸化はさまざまな要因(紫外線 / たばこの煙 / 食品添加物 / 洗剤や化粧品に含まれている化合物質 / 日常的なストレス)によって体内で発生します。
体の細胞は原子によって出来ており、その原子の周りには対になった複数の電子を従えています。この対の電子を持つことで原子は安定することができますが、この電子が〝さまざまな要因〟によって失われることで、電子のバランスが不均等になってしまい、原子は不安定になります。
この状態が〝酸化〟した状態です。このような状態になると、原子は不足分の電子を取り返そうとし、周りの原子から電子をうばいます。このような原子を〝フリーラジカル〟とよびます。(直訳すると自由で過激なという意味です。)このフリーラジカルは体中を飛び回り、他の原子の電子をうばうため、それによって細胞が酸化します。
一方このような酸化を防ぐのが〝抗酸化物質〟抗酸化物質の種類にはビタミンやポリフェノール、不飽和脂肪酸などがあり、不安定な原子に対し、不足している電子を分け与え、安定させる性質があります。それによって原子は本来の機能をとりもどすことができるので細胞でガンの発生を抑制するDNA修復システムなどの機能も正常化すると考えられます。
どちらが大事?
このように、抗酸化物質は壊れた家や道路などを修復し、もとの機能をとりもどさせるという、いわば〝修復業者〟のような役割があるのです。街の治安を守るためには、環境が整っていることが大切で、それと同時にパトロールがしっかりと行き届いていることが理想でしょう。AHCCはパトロールを強化する効果のあるサプリメントであるため、悪者の発生をより効率的に防ぐ効果があります。健康な体を維持するためには、環境(細胞や血液)をととのえ、パトロール(NK細胞やマクロファージ細胞)を強化することが理想的であると言えます。
